
リーマンショック以降、西洋資本主義に違和感を感じているビジネスパーソンは多い。本書は、渋沢榮一や西郷隆盛も学んだ、最強のリーダー養成プログラム「四書五経」を中心に東洋思想をひもときながら、グローバル時代のリーダーの心得、物の見方、考え方を解説。迷ったとき、ページをめくれば、そこには経営の要諦が書かれており、勇気を出して一歩踏み出せるような、リーダーの座右の書となる一冊。
東洋思考─リーダーとして輝くために はじめに
第1章 「覚悟と仁愛」のリーダーシップと東洋思想
澁澤・伊庭・益田の賢人経営者のすごさ
「仁政の精神」をマネジメントのベースに
「グローバル×アジア」の時代を生き抜くリーダーの精神基盤
第2章 伝統のリーダー教育に学ぶ優れたリーダーの要件
五常を自覚する
最強のリーダー養成カリキュラム「四書五経」の概要
「大学」を読む
「四書五経」が掲げるリーダー像
第3章 リーダーの心得十一箇条
耐えられる自分をつくる
覚悟を決めて逃げずに挑む
不動心─道理と正義で心動かさず
立腰─胆力を鍛える
慎独─自分を欺かない、自分に嘘をつかない
私心を捨てる
道義に生きる
恥を知る
存在こそが説得力
有事は平時の備えにあり
地道に、着実に「何が来ても大丈夫」な自分と会社をつくる
第4章 リーダーの指針となる物の見方・考え方
大局観をもつ
本を務む
主導権を握る
緒戦に勝つ
明徳を重視する
悟るために働く
陰陽を活用する
無形を戦略とし、無為を意識する
第5章 リーダーの心の支えとなる先人賢人の言葉
吉田松陰の「志と良い友と読書、人生はこれだけ」
山田方谷の「利は義の和なり」
西郷南洲の「人を相手にせず、天を相手にせよ」
日々君子をめざして歩んでいるか おわりに
東洋思想研究家。昭和17年、東京に生まれる。昭和47年、株式会社イメージプラン創業。中国古典思想の研究は四十数年に及び、この間、2000社以上の企業変革を指導、また多くの経営者、政治家を育てる。さらに全国各地の企業、官公庁、地方自治体、教育機関などで講演・講義を続け、1万名を越える社会人教育の実践をもつ。東洋倫理学、東洋リーダーシップ論の第一人者でもある。 現在、一般社団法人「日本家庭教育協会」理事長、一般社団法人「東洋と西洋の知の融合研究所」理事長、株式会社イメージプラン代表取締役社長をつとめる。 主な著書に『論語の名言』(大和書房)、『老子の無言』『論語の一言』(光文社)、『東洋からの経営発想』(悠雲舎)、『清く美しい流れ』(PHP研究所)、『TAO MANAGEMENT』(EastBridge,Boston)など多数ある。