
道徳教育によく登場する二宮金次郎だが実態は貧困農村を600箇所以上も再生し、小田原藩の経済窮状を救っている。また同時に多くの旗本の財政再建も手がけた。その手法は「報徳仕法」と呼ばれ、知らず知らずのうちに現代の企業経営にも引き継がれている。本書は長年経営コンサルタントとして活躍した著者が「人使い・金遣い」のマネジメトの視点からまとめた古典に学ぶ再生・変革の書といえる。
まえがき ノンキャリアの旗手といえる金次郎の生き方
第1章 いま、なぜ金次郎から学ぶのか
第2章 組織変革のための七つの哲学
第3章 知識を現実の仕事に活かす
第4章 金次郎に見るリーダーの条件
第5章 コンサルタントは抵抗勢力とどう闘うか
あとがき 金次郎、幽学、平八郎 同時代を生きた変革者たち
松井経営人事研究所所長。日本大学法学部法律学科卒業。中堅・中小企業を中心に、新人事制度づくり、組織改革、経営人事刷新プロジェクト指導を行っている。「理念だけで経営人事は変わらない。仕組みだけで人は動かない」という考えを行動基準として、日本各地で経営指導、経営人事システムの構築、定着と経営実績向上を調和させることで、沈滞する企業を蘇生させる名手である。 『最強の経営コンサルタント 二宮金次郎の教え』『強い社長は「ケチ」で「せっかち」「小心」である』(かんき出版)、『人を動かす44の成功法則』(大和出版)、『「理論武装」して部下を使い切れ!』『会社を強くする50の定義』『人事・労務管理マニュアル』(すばる舎)など著書多数。