
世界第二位の経済大国日本と、世界第二位の軍事大国ロシアとの間に、今なお「誤解という深い溝」がよこたわり、外交的に疎遠になった、その原因ともいえる日露戦争。そのとき旅順や厳寒の満州の荒野に屍を晒した八万八千余の将兵、「我々の若き父祖たち一人一人が、国難と、どう向き合ったか」を知るために、日露戦争の実相に迫る。
第1章 荒野の満州
第2章 日英同盟
第3章 日本陸軍
第4章 日露外交の蹉跌
第5章 開戦への道
第6章 日露開戦
第7章 遼東半島の戦闘
第8章 旅順第1回総攻撃
第9章 遼陽会戦
第10章 旅順攻略
第11章 ロシア軍猛反撃
第12章 奉天会戦
昭和23年東京に生まれ、小学校卒業まで東京で過ごす。小学校卒業と同時に会津若松に転居、ザベリオ学園中等部に2年間在学。この間に歴史観の原点が育まれる。その後、再び東京に戻る。 昭和46年東京大学経済学部を卒業。日本興業銀行入行。審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。とくに企業審査、経済・産業調査に詳しく、的確な分析力には定評がある。平成13年より日本レストランシステム(株)勤務。 「現在は過去の歴史の延長線上にある」との立場から、現代政治経済と歴史の融合的な研究を進めている在野の歴史研究者でもある。 著書、論文として「80年代の基礎産業」(筑摩書房)共著、「子供にはこんな教育を望みます」(かんき出版)共著、「韓国機械工業の現状と展望」(興銀調査レポート)などがある。