
この本は、TOEICで650点を突破したい人、また突破しなければならない人のために書かれたものです。企業の英語力測定試験にTOEICを採用するのはすでに当たり前のことになり、業種、職種に関係なく、TOEICは就職及び昇進には欠かせないとまで言える存在になっています。そして、履歴書に記載できる、また仕事で使える英語力があると判断されるスコアが650点以上です。
どんなテストにも受験のコツがあります。コツと言うと、実力とは別のもののように聞こえます。しかし、この本の中で紹介しているコツは実際に英語を使えるようになるためのヒントです。なぜならTOEICは真の英語コミュニケーション能力を受験者に求めるテストだからです。
使えるとは、即座に対応できること。TOEICが2時間で200問という大量の問題を課している理由がここにあります。いくら知識があっても、理解するのに必要以上の時間がかかっていては、実際の場面で何の役にも立ちません。この本では、みなさんが持っている知識を最大限に生かすための40の攻略ポイントを紹介していきます。スピード感を持って、聞いたこと、読んだことを理解する。そうした自分をイメージしながら、ひとつひとつの攻略ポイントをマスターしていけば、英語がみなさんにとって生きた言葉になります。
もちろん、知識を増やしていくことも大事です。ただし、何の関連も必要もないものを丸暗記するほど苦痛なことはありません。いま知っていることを土台に語彙・表現・文法などについても世界を広げていきましょう。
英語が使えるようになるには才能も恵まれた環境もいりません。考え方と練習さえしっかりしていれば、必ず伸びます。頑張ってついてきてください。
第1章 TOEICとは?
第2章 リスニングセクション攻略法
第3章 リーディングセクション攻略法
1959年東京生まれ。大手英語学校講師として英会話および英検試験対策指導に従事。その後、企業内語学研修会社教材開発責任者、サイマル・インターナショナル プログラム開発室長、ジャパンタイムズ書籍編集担当として、数多くのTOEIC対策や英語学習に関する書籍編集、研修カリキュラム作成、通信教育教材の開発などに携わる。2003年独立。TOEIC集中研修、英語リーディング講座、海外駐在員赴任直前講座などの企業内語学研修の講師として活躍。とくにTOEIC集中講座では70時間の研修でスコアを100点アップさせてきた実績があり、わかりやすく丁寧な指導には定評がある。現在、明海大学非常勤講師(TOEIC担当)
生徒一人ひとりの目的や英語力に応じて授業をオーダーメイドできる英語学校。核になる英語力を身につけながら資格取得や留学、日常会話、ビジネス会話等、目的・必要性に応じて授業を組み合わせる「個人カリキュラム」が人気。どうすればより効率的に英語力をアップできるのかを追及し続ける。