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心理
手にとるように心理学がわかる本
  • 定価:1,575円(税込)
  • 判型:46
  • 体裁:
  • 頁数:320頁
  • ISBN:978-4-7612-6339-3
  • 発行日:2006年5月1日
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本当の自分が見えてくる!

手にとるように心理学がわかる本

­渋谷昌三 /著   ­小野寺敦子 /著
内容紹介:

「どうして私は、すぐにクヨクヨしてしまうのだろう?」
「どうすればあの人に好きになってもらえるのだろう?」
「なぜあの人は、いつも怒ってばかりいるのだろう?」
「人間関係を上手に築くために、なにをしたらよいのだろう?」

誰もが、こんな疑問や悩みを抱えているのではないでしょうか。

元気が出ないとき、恋人の気持ちがわからなくなったとき、上司とウマが合わないとき、家族と心が離れているように感じたとき、また、なんとなく人生に不安や焦りを覚えたとき、私たちは周囲の人間関係や自分自身について考え、なんとか解決策を見つけようとします。

しかし、1人で悩んでいても、なかなかうまい答えは出てこないものです。独りよがりな考えに陥って、かえって周りの状況が見えなくなることも少なくありません。

心理学には、こうした悩みや疑問を考えるためのヒントが詰まっています。心理学がわかると、いままで知らなかった自分の一面や、気づかずにいた相手の気持ちが見えてくるのです。

心理学とは一言でいえば、「心を科学的に分析する学問」です。さまざまな状況で人はどのような行動を示すものなのか、そこに働く心理の不思議を解明しようとするものです。自分や他者の気持ちを論理的に、客観的に、段階を踏んで理解することを目指します。

友人の何気ない一言にムキになったり、落ち込んだりしてしまうのは、その一言にあなたのコンプレックスが隠れているからかもしれません。そこから、あなたが抱える本当の問題が見えてくることもあるでしょう。

すっかり忘れていた古い知り合いが突然夢にあらわれたのは、その人が今のあなたの心の状態を象徴しているのかもしれません。自分の心を見つめ直すことで、現状を打開する方法が見つかることもあるでしょう。

ちょっとしたことですぐに怒鳴る上司は、心のバランスを崩しているのかもしれません。また、怒りっぽい性格なのかもしれません。「なぜ人は怒るのか」を知ることで、上司への対策が見えてくることもあるでしょう。

本書は、こうした心理学のエッセンスを、かわいいイラストとわかりやすい図解で解説したものです。身近な話題から心理学用語までを取り上げ、心理学の基本を楽しく知ることができます。

目次詳細:

プロローグ 「心理学」ってなんだろう?
人間の心を「分析する」とはどういうことだろう?
心理学にはどんな分野があるのだろう?
心の研究はアリストテレスにはじまった
現代心理学の基礎となる科学時代の心理学

PART1「人間の感覚」と心理学
脳と心にはどんな関係があるのだろう?
人間はものごとをどうやって認識しているのだろう?
さまざまな情報を人はどうやって処理しているのだろう?
瞬間保存から長期保存まで、記憶の保存方法はさまざま
覚えたはずなのに、思い出せないのはなぜだろう?
記憶のメカニズムを利用して効果的な記憶方法を身につけよう
人は他人の顔をどうやって識別しているのだろう?
「目に映ったそのもの」ではなく、もともと知っている通りに知覚する
相手に気づかれないうちに潜在意識に働きかけることができる?
「色」と「心」の関係を探る色彩心理の世界
心の健康に音楽を。音楽心理学の世界

PART2 「人間の成長」と心理学
誕生から死に至るまでの心身の変化を解明する
子どもが発達でたどる道筋
親子の絆はいつからはじまる?
赤ちゃんには限りない可能性を秘めた能力がある
子どもはどうやって自己を確立していくのだろう?
生まれた瞬間から知的発達がはじまる
「頭がよい=知能指数が高い」は本当?
知能が高ければ創造性も高い?
やる気はどこから湧いてくるのだろう?
子どもはマネをして成長していく
子ども同士の遊びの中で社会のルールを身につける
子どもの成長には反抗期が欠かせない
軽度発達障害は早めの発見と適切な援助が大切
アイデンティティを確立し子どもから大人へ脱皮する
人生でもっとも充実するはずの成人期にはストレスも多い
幸福に年齢を重ねていくために大切なこととは?

PART3 「性格や感情」と心理学
人は仮面を付け替えるかのように人生を演じている?
性格の分類方法にもいろいろある
フロイトは人間の心をどのようにとらえていたのだろう?
フロイトと袂を分かち、分析心理学を立ち上げたユング
現実では満たされない想いを充足させるために夢を見る
フロイトとユングは夢から心を分析しようとした
自分の夢を分析してみよう
性格は遺伝と環境が作用し合ってつくられる
兄は兄らしい、妹は妹らしい性格になる理由は?
本当の自分がわかる?性格テストの種類と方法
男は「男らしい」女は「女らしい」ほうがよい?
「B型は自分勝手」「A型は神経質」は本当?
なぜ人は「嘘」をつくのか?
一番最初に生まれた人間の感情は「恐怖」だった
アドレナリンの分泌が引き起こす怒りとイライラ
満たされない欲求を持つから上を目指そうとする
嫉妬や恐怖心の裏にはコンプレックスがひそんでいる

PART4 「社会・人間関係」と心理学
「都会の人間が冷たい」のは氾濫する情報から身を守るため
赤の他人と知り合いの間のファミリア・ストレンジャー
集団思考にとらわれると真実が見えなくなる
知らず知らずのうちに考えや行動を集団に合わせている
集団が大きくなればなるほど人を助けなくなっていく
不安や好奇心があおられ、恐怖が伝染する?
それぞれの集団にはそれぞれのネットワークがある
相手にどう思われているか気になってしかたがない
対人関係を良くするための絶妙な間合いがある
本音を知るための心理テクニック
人の印象はどのように決まるのだろう?
相手の意見や態度を変えさせるテクニック
最大の利益を得る戦略を探る「ゲーム理論」
よいリーダーは環境が育てる
人は「平等」よりも「公平」を求めている
どの席に座るかで会議の行方が変わってくる
商売のウラにある顧客の心をつかむためのテクニック
同じCMうぃ何度も繰り返す理由は?
「いじめ」には複雑な背景がある
恋は<生理的興奮→性的興奮>で生まれる?
自分と似ているけど違う人に愛情を感じる

PART5「心の病気」と心理学
身体的・心理的な刺激によって体にさまざまな障害が起きる
性格や心の状態から病気になることもある
人はなぜ心を病むのだろうか?
世の中にいる、ちょっと風変わりな人々
アルコール・買い物。人間関係……さまざまなものに依存する
強いショックやストレスはトラウマやPTSDとなる
時代が生み出すさまざまな流行症候群
自分の深層心理を探る
心の健康を取り戻すためのさまざまな心理療法
心の病気を癒すカウンセラーという仕事

渋谷昌三 (著)

1946年、神奈川県生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻、文学博士。山梨医科大学教授を経て、現在、目白大学教授。主な著書に、『しぐさ・ふるまいでわかる相手の心理』(日本実業出版社)、『恋愛心理の秘密』(大和書房)、『リーダーシップのある人、ない人』『かくれた自分がわかる心理テスト』(PHP研究所)などがある 。

小野寺敦子 (著)

東京都生まれ。1984年東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻、心理学博士。現在、目白大学教授。専門は発達心理学、人格心理学。 主な著書に、『手にとるように心理学がわかる本』(共著、かんき出版)『子どもの発達と父親の役割』(共著、ミネルヴァ書房)、『自己心理学2生涯発達心理学へのアプローチ』(共著、金子書房)、『親のメンタルヘルス』(共著、ぎょうせい)などがある。