1. HOME
  2. 経営
  3. 経営
  4. 環境経営の教科書
経営
経営
環境経営の教科書
  • 定価:1,575円(税込)
  • 判型:46
  • 体裁:
  • 頁数:224頁
  • ISBN:978-4-7612-6114-6
  • 発行日:2003年8月4日
購入はこちらから:
  • amazon.co.jp
  • 紀伊国屋書店
  • セブンネットショッピング
  • 楽天ブックス
メカニズムチャートでわかる!

環境経営の教科書

­渡辺パコ /著
内容紹介:

僕はこの本を、「わかりやすく」「シンプルに」を目標に企画しました。
◎ごくふつうのビジネスパースンが、自分の会社や自分の仕事と、環境問題との関係を理解できるようになるべくわかりやすく書いた本をつくろう。
◎誰にでもわかりやすい環境経営の本にするには、環境問題とビジネスとの関係を単純な仕組みとして解き明かすことだ。
 これを目標にして、様々な環境問題を調べ、取材し、考えぬいて書き上げたのが、この本です。

 第1章では、ビジネスと環境問題との関係を「インプット→アウトプット」という大きな枠組みでとらえる考え方を紹介します。この考え方を使うことで、理解がシンプルになるはずです。第2章では、主に社内の活動の中で環境負荷はどのような仕組みで起こるのかを示し、その解決の方法を提示します。第3章では、企業の主産物である製品やサービスを通じて環境問題を解決する方法があることを説明します。そして最後の第4章ではISO14001という環境経営のツールと、その活用の方法、考え方を示して、実践的に環境によい仕事の形がわかるようにしました。
 どの章も、架空のビジネスパースンである青山室長と森川主任の素朴な意見「Scene」から始まり、基本的な仕組みを紹介する「Lecture」、その後、実際にビジネスに応用するまでの「Q&A」で、あなたの環境経営についての疑問に答えていきます。
 順に読み進めていくうちに、青山室長と森川主任といっしょに、「ビジネスと環境は意外に仲がいい」ことに気がつくと思います。

 環境問題に関心があるが、実際のところよくわからないというビジネスパースンには、この本は興味深く読んでいただけると思います。また企業内での環境教育のテキストとしても使っていただけるでしょう。あらゆる企業、どのようなビジネスにも必要となる情報を厳選しているので、業界・職位を問わず、読んでいただきたいと思っています。
 企業と向き合う環境NPOのみなさんにも参考にしていただけるはずですし、これから社会に出る学生のみなさんにも、「これからの社会人の常識」として読んでいただきたい内容です。

 この本は、環境問題とビジネス、仕事との関係をシンプルに解き明かすことで、わかりやすい説明ができたのではないかと考えてはいますが、反面、シンプルにすることで、細部を落としてしまったり、大ざっぱに説明してしまっているところもあります。意識的にそうしているところと、気がつかないところもあるでしょう。
「神は細部に宿る」という言葉通り、細部は重要なのですが、しかし細部にこだわりすぎると大きな構造がつかめなくなると思い、思い切って後者を優先しました。
 細部を省略したもうひとつの理由として、細かな詳細な情報は、今はかなり流通し始めている、ということもあります。本も増えているし、インターネットで読める情報も無数に存在します。情報の絶対量はかなり大きくなっているので、逆に情報を読み解くための指針になるような本をめざしました。

目次詳細:

プロローグ「環境」はビジネスパースンの必須科目

(1)あなたの仕事に「環境」はどのぐらい入っていますか?
(2)「全体感」を持って「環境」を理解していますか?

第1章 環境問題とビジネスの関係

Scene1 うちの会社も環境経営?
Lecture1 環境問題とビジネスのメカニズムはこうなっている
Q&A(1) 企業活動と環境保護は矛盾するのでは?
Q&A(2) 環境問題って資源問題のことですか?
Q&A(3) 公害と環境問題はどう違うの?
Q&A(4) 環境活動は企業より政府や市民がやることでは?
Q&A(5) 地球温暖化って何?
Q&A(6) 環境対応は後発のほうが経営上リスクが少ないのでは?

第2章 企業活動で環境負荷を減らすメカニズム

Scene2 会社の中でできる環境への取り組みって何だろう?
Lecture2 企業内で環境負荷を減らすメカニズムはこうなっている
Q&A(1) 省エネルギーって、もう限界なのでは?
Q&A(2) 環境によいエネルギーを使うには?
Q&A(3) リサイクルは「してはいけない」のでは?
Q&A(4) リサイクルってビジネスになるの?
Q&A(5) 化学物質汚染って何?
Q&A(6) グリーン購入って何?


第3章 製品・サービスで環境負荷を減らすメカニズム

Scene3 環境経営って「ゴミ」を出さないこと?
Lecture3 製品・サービスで環境負荷を減らすメカニズムはこうなっている
Q&A(1) 商社には何ができますか?
Q&A(2) 金融ビジネスでは何ができますか?
Q&A(3) 住宅メーカー(製造業)では?
Q&A(4) ホテル・レストランビジネスでは?
Q&A(5) 小売業(流通業)では?


第4章 ISO14001が環境経営に役立つメカニズム

Scene4 それで、何から手をつければいいんだろう?
Lecture4 ISO14001が環境経営に役立つメカニズムはこうなっている
Q&A(1) ISO14001の認証はどうやってとる?
Q&A(2) ISO14001認証はやっぱり取得したほうがいい?
Q&A(3) ISO認証をとらずに環境経営を進めるには?
Q&A(4) 「環境報告書」って、どの会社もつくっているの?
 エピローグ◎環境経営はメカニズムで考える

渡辺パコ (著)

1960年東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業の後、コピーライターを経て、執筆、コンサルタント(人材・人事、経営戦略、環境経営)、講師・ファシリテータとして活動。現在、株式会社水族館文庫代表。グロービスマネジメントスクール講師。デジタルハリウッド大学講師。日本工業大学専門職大学院客員教授。NPO法人環境リレーションズ研究所監事。 仕事の領域は、論理思考、おとなの社会科(環境問題を含む)、ライフデザイン。仕事の形態は、(a)講師、(b)メンター、(c)著述。 おもな著書に『はじめてのロジカルシンキング』『初めてのロジカル問題解決』『論理力を鍛えるトレーニングブック』『環境経営の教科書』(かんき出版)、『渡辺パコの35歳からは好きなことでお金を稼ぐ』(JMAM)、『先見力強化ノート』(ビジネス社)などがある。