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戦略構想力を鍛えるトレーニングブック
  • 定価:1,680円(税込)
  • 判型:A5
  • 体裁:
  • 頁数:256頁
  • ISBN:978-4-7612-6000-2
  • 発行日:2002年3月26日
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戦略構想力を鍛えるトレーニングブック

内容紹介:

「戦略」と聞くと身構える人もいるかもしれない。しかし、企業という組織であろうと、企業人という個人であろうと、今、このキーワードが、勝ち残りの条件なのだ。戦略とは、「勝つための明確なる特徴づけ」。いわば、差別化・優位性の基本指針である。勝つための「コンセプト」といってもよい。
本書のテーマである戦略構想とは、勝つためのコンセプトを考え、実現の筋道を考えることである。決して難しいことではない。「何を強くし、どんな欠点をどう補うかを考えること」だからだ。とは言っても、総論賛成・各論反対といった考え方にはならないように、仕組み・仕掛けをしたたかに考え、実行しなければならない。したたかとは、目的と目標を明確にし、進むべきベクトルをより差別的に進めることを言う。したたかな企業、したたかな企業人こそが、常に戦略構想を頭の中で巡らせているのだ。
「したたかさ」=「勝負力」という意味でもある。
では戦略思考と戦略構想はどう違うのか――。戦略思考とは、戦略的発想・戦略的行動の基盤である。少々、窮屈だ。全体を体系化し、全体のロジックをよりモレなく・ダブリなく考えることだ。一方、戦略構想は、より勝つことにこだわり、勝つためのアイデアを自由にそしてしたたかに考えることである。多少、足りないことがあってもいい。とにかく、勝つことが重要なのだ。
環境が厳しいということは、競争が激しいことを意味している。日本は、長く右肩上がりの状況を謳歌してきた。成熟、横ばい、そして今、まさに右肩下がりの環境に突入した。これは、日本の有史以来の話だ。どう勝つか? どう生き残るか?この勝負のポイントが、戦略構想なのだ。戦略構想力には、戦略シナリオ力とロジカルシンキング力が不可欠だ。この大きな2つのスキル群を、ぜひ本書を通して身につけていただきたい。そうすれば、きっとこれまでの仕事の見え方が、変わるはずだ。より刺激的で、より充実したものにこれまでの仕事が見えてくるはずである。
本書は、トップ・ミドル・若手関係なく、すべての企業人に身につけてほしいスキル&マインドを体系化させたトレーニングブックである。筆記用具を持ってどんどんメモを書いて読み進めてほしい。

目次詳細:

プロローグ 「戦略構想力」を理解する

1.戦略構想のフレームを押さえる
 ◎なぜ戦略構想力が求められているのか?
 ◎戦略構想力を磨くには?
2.戦略の基本をテストで押さえる
 ◎テストで考える戦略の基本
 ◎テストカテゴリー1:戦略の古典
 ◎戦略の古典のおさらい
 ◎テストカテゴリー2:近代&現代戦略
 ◎近代&現代戦略のおさらい
 ◎テストカテゴリー3:戦略ツール
 ◎戦略ツールのおさらい
3.ベストプラクティスで考える戦略構想力
 ◎ベストプラクティス・スピーチでトレーニング!


トレーニング1 「分析ツール」活用力を鍛える!

1.分析ツールの基本を整理する
 ◎分析ツールの種類
 ◎分析ツールの選び方
★ケース・トレーニング1 分析ツールのトレーニング
2.ツリー化のトレーニング/ロジックツリー
 ◎ロジックツリーで経営課題ツリーをつくる
 ◎A社の最重要課題を決定する
 ◎フレームワークを検討・決定する
 ◎取り組み課題をブレイクダウンする
3.マトリックス化のトレーニング(1)/PPM分析
 ◎ポジショニング・マップの代表的分析ツール
 ◎事業データをリストアップする
 ◎成長性、売上高、シェアでポジショニング!
 ◎3年後のポジショニングを設定する
4.マトリックス化のトレーニング(2)/SWOT分析
 ◎表形式マトリックスの代表的分析ツール
 ◎自社の強みと弱みを列挙する
 ◎業界の機会と脅威を列挙する
 ◎クロスで今後の活動方針の仮説を検討する
5.マトリックス化のトレーニング(3)/
 ビジネス・ヒエラルキー分析
 ◎組織の6階層は暗記する
 ◎各レベルでの問題点を列挙する
 ◎問題群の本質をワンワード化する
 ◎だからどうするかを決定し共有化する
6.マトリックス化のトレーニング(4)/
 コア・コンピタンス分析
 ◎顧客の選定要因を対象に競合と比較する
 ◎選定要因を顧客の目線で考え決定する
 ◎自社と競合(商品同士)を評価する
 ◎今後、どの強みをどう特徴とするのか検討する
7.プロセス化のトレーニング(1)/ビジネスシステム分析
 ◎ビジネスの流れと問題点を他社と比較する
 ◎ビジネスシステムを洗い出す
 ◎競合をベンチマーキングする
 ◎ビジネスシステムの改善・改革を検討する
8.プロセス化のトレーニング(2)/カスタマー・シナリオ分析
 ◎お客をグループ化して愛用プロセスをシナリオ化する
 ◎カスタマーをグループ化する
 ◎グループごとのプロセスシナリオをつくる
 ◎訴求ベネフィットを探索する


トレーニング2 環境分析力を磨く

1.環境分析のフレームを押さえる
 ◎2つの分析ツールと3つのアプローチ
 ◎3C分析と5Forces分析
 ◎マクロ環境分析→業界・市場環境分析→社内環境分析
★ケース・トレーニング2 環境分析のトレーニング
2.マクロ環境分析
 ◎6つのステップでマクロ環境分析を進める
 ◎過去・現在・未来の時間軸で考える
3.業界・市場環境分析
 ◎プライマリーデータとセカンダリーデータ
 ◎最低限5つの項目は分析する
 ◎業界・市場分析の6つのステップ
 ◎ケースで見る業界・市場環境分析
4.社内環境分析
 ◎定量アプローチと定性アプローチ
 ◎環境分析をまとめておこう


トレーニング3 戦略仮説力を高める

1.戦略仮説力のまとめ方
 ◎ベストプラクティスで戦略仮説の視点を絞り込む
 ◎自分なりの戦略マップをつくる
 ◎戦略構想が戦略仮説の価値を高める
★ケース・トレーニング3 戦略仮説のトレーニング
2.ベストプラクティス分析
 ◎すぐれた戦略を手本にして応用する
 ◎テーマ&ターゲットを設定する
 ◎テーマ別に情報を収集し分析する
 ◎アクション・プランの作成~実施~定着化
3.コア・コンピタンス分析
 ◎コア・コンピタンスの本当の意味
 ◎コア・コンピタンステーマを決定する
 ◎評価し目標を設定する
 ◎最重要コア・コンピタンスを決定する
4.戦略マップをつくる
 ◎コア・コンピタンス分析から基軸を抽出する
 ◎戦略軸を設定する
 ◎戦略軸の尺度・基準を設定する
 ◎戦略オプションを設定する


トレーニング4 ビジネスモデルの検証方法を身につける

1.ビジネスモデルでの新しいビジョンづくり
 ◎現状を認識し、新しい価値を生み出す
 ◎何を目指し、どう実現するのか
★ケース・トレーニング4 ビジネスモデルのトレーニング
2.ビジネスモデルを仮説化する
 ◎ポジショニングから方向性を決める
 ◎ビジネスアイデアを設定する
 ◎問題点からビジネスモデル仮説を構築する
 ◎切り口の異なるアイデアを考えよう
3.リ・ドメインを実施する
 ◎リ・ドメインの2つのステップ
 ◎ドメインの方向性を描く
 ◎ロードマップを描く
 ◎ソリューション・ロードマップのまとめ方


トレーニング5 オプション思考を鍛える

1.戦略オプションで戦略を整理する
 ◎戦略要素のオプションを考える
 ◎戦略の前提と定石を押さえる
 ◎ターゲットセグメンテーションで考える
 ◎オプション思考で商品コンセプトを考える
★ケース・トレーニング5 戦略オプションマトリックスのトレーニング
2.戦略オプション要素を整理する
 ◎この事業の勝負どころはどこか?
 ◎軸を選択する
 ◎ターゲットを分析する
 ◎ベネフィット~ソリューション分析
3.戦略オプションマトリックスをまとめる
 ◎オプション名が横軸、戦略テーマが縦軸
 ◎戦略テーマを設定する
 ◎戦略タイトルを考える
 ◎戦略要素を埋める


トレーニング6 戦略体系手法を身につける

1.基本戦略&個別戦略を体系化する
 ◎基本戦略のつくり方・描き方
 ◎個別戦略を体系化する
★ケース・トレーニング6 基本戦略&個別戦略のトレーニング
2.基本戦略の策定
 ◎どんな強みを生かし、どの方向へ向かうのか
 ◎複数の戦略を評価する
 ◎評価の結果から基本戦略を選択する
 ◎基本戦略を明文化する
3.個別戦略の策定
 ◎基本戦略をブレイクダウンする
 ◎個別戦略テーマを決定する
 ◎戦略の内容を決める
 ◎戦略内容を明文化する

HRInstitute (著)

理論偏重ではない「使えるコンサルティング」「実効性のある研修」を柱としたコンサルティング・グループ。1993年に設立。サービスブランド「ノウハウ・ドゥハウ・ドットコム」は、具体的かつ即効性のあるワークアウト、研修、WBT(ウェブ・ベースト・トレーニング)、通信教育などのプログラムのコンセプトでもある。コンサルタントの「ノウハウ・ドゥハウ」を十分反映させた「ビジネスプラン策定」「ビジョン&戦略シナリオ策定」「マーケティングスキル向上」「プレゼンテーションスキル向上」「ロジカルシンキング・スキル向上」といったプログラムは、多くの企業で採用され、実績をあげている。 原宿にあるオフィス兼セミナーハウスは「ビジョンハウス」と称し、多くのビジネスパーソン、起業家、主婦、教師、学生、フリーターに対して各種ビジョン開発プログラムを提供している。

野口吉昭 (編)

横浜国立大学工学部大学院研究科修了。1993年、コンサルティング会社である株式会社HRインスティテュートを設立。現在、同社代表。中京大学総合政策学部・経済学部講師、NPO法人「師範塾」副理事長。 「使えるコンサルティング」を意識した実践性、即効性を重視している。同社のミッションは「主体性を挽き出す」。現場重視のプログラムを多くの企業、団体で展開中。ビジョン&戦略シナリオ策定、マーケティング戦略シナリオ策定、仮説提案型営業への変革、社内ベンチャープログラムなどを、コンサルティング、ワークアウト(コンサルティング×研修)、研修プログラムの3つのスタイルで実施。 FM横浜(84.7MHz)で社会企業家とのトーク&音楽番組「Yokohama Social Cafe」のDJを担当。 主な著書・編著に『コンサルタントの「質問力」』(PHP研究所)、『考える組織』(ダイヤモンド社)、『遺伝子経営』(日本経済新聞社)、『人をあきらめない組織』(日本能率協会マネジメントセンター)、『「ウェイ」のある強い経営』『ビジネスプラン策定シナリオ』(以上小社)など多数ある。