ラグビーファンにとっては、何よりも悲しい出来事である。
関東学院大学のラグビー部員が、大麻取締法違反で逮捕された。それに伴い、同大学ラグビー部は今後一年間の大会出場を自粛せざるを得なくなった。
http://www.asahi.com/national/update/1109/TKY200711090487.html
「関東学院大ラグビー部、一転して試合辞退へ 大麻事件で」
当初春口監督は、試合には通常通り出場する意向を示していた。しかし、「関東ラグビー協会から、再検討を促されていた。当初の判断に抗議する電話やメールが関東協会に約30件、同大にも処分が甘すぎるとする電話が多数あったという。 」(朝日新聞より)連帯責任ということなのだろうが、そこまでする必要があるだろうか?
今シーズンの大学選手権優勝を目指しがんばってきた、他の部員達の気持ちを考えれば、不出場はあまりにも悲しい。もう大会出場のチャンスがない、大学4年生もいるだろうに。
しかも、大麻を所持していた二人の若者は、まだまだ更正・成長の機会がある人達である。多くの仲間達の夢を奪ってしまうという「罰」は、あまりに重過ぎないだろうか。これからの長い人生、あまりに重い十字架を背負わせてはいないだろうか。
春口監督を批判するのも、筋違いだと思う。光文社新書から発刊されている、清宮克幸氏(現サントリー監督)と春口監督との対談(「指導力」)を読めばわかるのだが、春口氏は勝利を目指す「監督」である以上に、学生の成長を心から願う教育者である。すぐに出場辞退という結論を出せなかったのは、当然だろう。
関東学院にプレッシャーをかけた「世間の声」とは、いったい何だろう。私はしばしば「世間」の感覚からズレている人間なので、「世間」が怖く感じられる。
やまなか
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