「私達の教科書」考

2007年06月12日

リーダーシップともベンチャーマネジメントとも関係ないのだが・・・。

ドラマ「私達の教科書」に完全にハマり、その余韻から一週間抜け出せない。これほど深くドラマに没入するのは、「白い巨塔」以来だろうか。

いろいろコメントを書きたいのだが、あまりに重くて書きにくい。私は小学生のころいじめを受けていたので、当然登場人物のいじめられっこには共感する。しかしそれ以上に、教え子の自殺に心傷つき、職員室でやり場のない鬱屈した思いをかかえたまま生きていく教師達に、感情移入してしまう。

学校側を守るために証言していた教師が、途中で不覚の涙をこぼし、過去を悔いたシーンは、前回のハイライトだった。元々誰も悪くないのに、誰もが「しわ寄せ」を受けて、人を傷つける側にまわる。臭い物にふたをする行動に走る。

では、「しわ寄せ」を生んでいるのは、何だろう。「社会」だろうか。でも「社会」って、人と人との関係だろう。人のせいでなくて、社会のせいだなんて、そんなことがあるのだろうか。

救いのない教育現場の暗部を描いた「私達の教科書」。今後の展開に、「救い」はあるのだろうか。

山中れいじ

このエントリーへのコメント

コメントはありません。

コメントはこちらでどうぞ




保存しますか?