プロフェッショナリズムとは何か

2007年01月29日

先日、ヘルスケアの勉強会で、私の尊敬する友人-訪問医療を展開する医師・起業家-が「営利企業と非営利組織」について講演をしてくれた。彼の提示した結論は、

「営利・非営利は紙一重だ。自分にとって目指すべきものは、『非営利性』ではなく、プロフェッショナリズムだ」というもの。これには、深く考えさせられるものがあった。

プロフェッショナルとは、どういうことだろう。

よくNHKの「プロフェッショナル」から、このブログに引用しているのだが、私には「プロフェッショナル」の定義がよくわからない。NHKの「プロフェッショナル」でも、人によって「プロフェッショナルとは」の定義がバラバラだ。

例えば、漫画家の浦沢直樹氏は・・・
「締め切りがあること。そしてその締め切りまでに、最善を尽くす人のことじゃないかしら」

脳外科医の上山博康氏は・・・
「過去から通したいきざまで、自分を好きでいられるいきざまを貫くこと」

などなど、定義がバラバラだ。

皆さんの「プロフェッショナル」の定義は、何ですか?

でる単式に言えば、「プロフェッション」とは職業だろう。だから「プロフェッショナリズム」とは、強い職業意識のことを指すと思う。換言すれば、カネをもらう対価として自身が提供する価値のレベルについて、強い規範意識・倫理意識を持っている人が、真の「プロフェッショナル」なのだと思う。

手塚修虫の「ブラック・ジャック」は、その極端な例だと思う。かつてはオリンピックの精神だった、ギリシア以来の「アマチュアリズム」(=カネの追求を汚いものとする考え方)に対する、強烈なアンチテーゼ。

真のプロフェッショナルは、自分が提供する価値を、厳しく律する。自分が持つ内的な規範意識に基づいて、妥協することなく価値を高め続ける。

そして、価値を提供できるように自分を高めることについても、真のプロフェッショナルは妥協することがない。イチロー、松井、サッカーのカズに見られるような自己鍛錬は、プロフェッショナリズムそのものだ。

真のプロフェッショナルを目指して。私達の旅は続く。

山中れいじ

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