しばらくブログをお休みしてしまいました。グロービスでの講師デビューは、想像をはるかに超えて忙しく、しばらくは投資業務もできない状態でした。
その間読んだ文章の中で、心に残ったものをいくつかメモしていきたいと思います。最初に、COURRiER Japon誌に掲載された、フォーチュン誌のレポート"Secrets of Greatness"。ビジネスに限らず、スポーツ選手など一流の職業人の「上達の方法」を探ったものです。
(ここから引用)
どんな分野であっても、一流と呼ばれる人々は研究者の言うところの「意識的な練習」に長い時間を費やす。「意識的な練習」というのは、能力の向上を目的として、技術を修得できるまで何度も練習を繰り返し、そのたびに適切なフィードバックをもらうことだ。
ゴルフの練習でたとえるなら、バケツいっぱいのボールをただ打つだけでは「意識的な練習」にはならない。ピンから6m以内に80%以上の確率でボールを寄せることを目標に、8番アイアンで300回練習する。そしてたえずボールの飛んだ方向を確認しつつ、フォームを微調整していく。これを、毎日何時間と繰り返す。これが「意識的な練習」だ。
毎日練習するというのはとても重要なことだ。前述のエリクソン教授によると、「分野を問わず、一流の人間は週末も含めて同じ量の練習を毎日繰り返す」のだという。
(中略)
ビジネスにおいても、「意識的な練習」は可能だ。もっともショパンのエチュードを練習するようにはいかない。いまやっている仕事への取り組み方を見直して、仕事を「練習」の材料としてしまうのだ。そのやり方を紹介しよう。
まずはどんな仕事であっても、必ずゴールを設定すること。つまり、とりあえず終わらせるというのではなく、一歩上を目指して取り組むことだ。(中略)基本的な仕事であれ、応用力の要求される仕事であれ、すべての仕事はゴールを設定することで上達することが可能なのだ。
次に、仕事をしているときは何が課題となっているのかを把握し、自身の取り組み方を見直すことが必要だ。最近の研究では、このような意識を持って仕事に取り組む人は情報をより深く理解し、より長いあいだ記憶にとどめられることがわかっている。
(引用終わり)
上記のような努力を、最低10年間続けることが、「一流」を極めるために必要だそうな。遠い道のりです。
山中れいじ