以前、日経新聞夕刊「あすへの話題」に掲載された、西水さん(元世界銀行副総裁)の文章をご紹介したところ、西水さんご本人からブログにコメントをいただいた。西水さん、ありがとうございます。m(__)m
その後のメールのやり取りの中から、以前私が紹介した「信念」->「プロフェッショナルの長期的成長」という仮説について、コメントをいただいた。とても心を打たれる内容だったので、西水さんにお許しをいただいた上で、読者の皆さんと共有したい。
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山中さん
ひとつ、書き忘れました。「伸びるプロフェッショナル(ある脳外科医の場合)」に 書かれた「信念」のこと。とても大切なことを書かれましたね。
脳外科医の涙。。。よ~くわかります。私の小さな「信念」は、11月11日付け の「あすへの話題」に綴ったカイロの女の子に授かりました。普通の下痢か らくる ただの脱水症状で、あの子の心臓が私の腕の中で止まった時、もし神仏がそばにおら れたらぶん殴っていたでしょう。あの子の死が、私に学者を辞めさせ、プリンストン大学の研究休暇で一年在籍していた世界銀行に残る決心をさせました。以来、「あの子が生きていたら、ほんとうに喜んでくれるだろうか」 と自分に問う事が、仕事の尺度になりました。講演などで、よくあの子のことを話すのですが、いつも泣いてしまいます。(今も、このメールを書きながら泣いています。笑)
長い年月に渡って本気で何かに挑戦する力を与える「信念」は、悲しみや苦しみに 心がどん底から揺さぶられる体験が授けるものだと、感じます。人の心は、 嬉しいことにも揺れますが、震度が根本的に違うような、そんな気がします。
これも「あすへの話題」に書きましたが、世銀の部下に貧村やスラムでのホームステイを強いた理由は、貧困解消に立ち向かうプロとしての情熱と「信念」を もってほしいから。そう思ったからです。
ごきげんよう!
西水
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気づいたこと、学んだこと、感銘を受けたことを、ブログに書く。それだけの簡単な習慣から、これほど大きな学びが生まれるとは、自分でも思っていなかった。ありがたいことである。
山中礼二
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