また、長期間ブログをお休みしてしまった。かんき出版の相沢氏に怒られる前に、再開したい。
ベンチャーキャピタリストとして働いていると、ベンチャー企業の採用のために、候補者の方と面談する機会も多い。先日、大手外資系メーカーで、売上1000億円を超える事業部を統括しているマネージャー(役員)と、面談した。
この人は、まだ30台前半。私とほとんど変わらない年である。驚くべきスピードで昇進している。
彼に、「どうしてあなたは、こんなに早く昇進してきたのか、秘訣を教えて下さい」と愚問をぶつけてみた。
彼から聞いた「秘訣」は、以下の2点。
・(積極的に)やってみて、失敗してみて、その失敗から学ぶ
・素直な気持ちで、上司をサポートする
これには、非常に考えさせられた。
彼は、話をする時の態度も丁寧で、偉ぶる様子も全くない。しかも、今の役職が高いにも関わらず、ベンチャーに移った後は権限不明確なスタッフ・ワークも「喜んでやる」と明言した。私は喜んで、担当している投資先のベンチャー企業に紹介したところ、この企業の社長も彼を面談して惚れ込み、瞬間的にオファーを出した。
ところが、彼はオファーを蹴って、自分で起業してしまった。
「素直な気持ちで上司をサポートする」・・・思うのだが、真に独立したビジネスマンは、会社の悪口や上司の悪口を言わない。なぜなら、「会社」や「上司」は、彼らのクライアントだからだ。いかに癖のある上司であっても、独立したビジネスマンはきっちり満足させ、素直にサポートして価値を提供する。
山中礼二
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