「農人ならば、朝は未明より農に出て、夕には星を見て家に入る。我が身を労して人を使い、春は耕し、夏は芸(くさぎり)、秋の蔵(おさむる)に至るまで、田畑より五穀一粒なりとも、多く作り出すことを忘れず。御年貢に不足なきようにと思い、その余には父母の衣食を足し、安楽に養い、諸事油断なく勉むる時は、身は苦労するといえども、邪(よこしま)なきゆえに、心は安楽なり。」
石田梅岩の言葉。「企業倫理とは何か-石田梅岩に学ぶCSRの精神」平田雅彦(著)
勤労者の心構えを説いており、興味深い。プロテスタンティズムが資本主義の発展を支えたというが、東洋の道徳思想もそれなりに、日本の資本主義を下支えしてきたように思う。
この「下支え」が崩れると、怖い。とても怖い。
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